第1回 結果発表 KAORIUM CREATIVE AWARD by SCENTMATIC 子供の感性にオトナもびっくり!ロスフラワーの香りから生まれる物語

KAORIUM クリエイティブアワード
第1回 結果発表

全国171人の小学生が参加し、クリエイティブアワードを開催!

今までになかった「香り × 言葉」の超感覚体験を、香りから物語を生み出すワークショップ(全10回・オンライン)として実施し、そこで生まれた物語を作品として募集する KAORIUM クリエイティブアワード。第1回のテーマは「お花“ロスフラワー”の香り」。全国の小学生171人が参加し、多彩で創造性あふれる物語作品がたくさん集まりました!

審査員によるオンライン審査会の様子

審査員によるオンライン審査会の様子

「本当に小学生の作品?」
審査員一同が驚く数々の作品のなか
受賞作品を決定

香りから生まれた美しい小説のような物語に、審査員一同「本当に小学生の作品?」と驚かされました!本ワードの審査は優劣を決めるものではなく、審査員自身がそれぞれの個性の中で共感した作品に賞が贈られます。「全作品へ賞を贈りたい」という悩ましいジレンマを感じながら、大盛り上がりの審査会にて各賞の受賞作品が決定。また、審査員全員が満場一致で共感した作品として、急遽「審査員特別賞」も追加されました。応募作品それぞれ個性が輝いており、全ての作品にオリジナル賞として賞状を授与させていただきました。

賞・審査員

各審査員がそれぞれのコンセプトにもっとも共感を得た作品を選出

クリエイティブ賞

「創造力を感じた物語」に贈られる賞

清川 あさみ の 写真
特別審査員
アーティスト
清川 あさみ 氏
未来のイノベーション賞

「子供の表現力に驚きのある物語」に贈られる賞

谷中 修吾 の 写真
審査員
ビジネスプロデューサー / BBT大学
グローバル経営学科長・教授
谷中 修吾 氏
人生を豊かに彩る賞

「人生に豊かな広がりを感じた物語」に贈られる賞

河島 春佳 の 写真
審査員
株式会社RIN代表
フラワーサイクリスト
河島 春佳 氏
香りと言葉賞

「香りから生まれたステキな物語」に贈られる賞

栗栖 俊治 の 写真
審査員
SCENTMATIC株式会社
代表取締役
栗栖 俊治
審査員特別賞

審査員全員が「想像力と創意工夫を重ねたクリエイティビティを感じた物語」に贈られる賞

オリジナル賞

応募された「全てのオリジナル物語」に贈られます。

受賞作品

クリエイティブ賞
ちょうの食事 たなか ひろこ 岡山県 8歳

秋の10月の少しくもっているある日、ちょうの姉妹が花のみつをすいに花畑にやってきました。姉は「ローズ」妹は「フラワー」というなまえです。花畑に来ると、トローンとしたはちみつみたいなにおいがしました。二ひきとも、「わぁ」と言って、いってみると紫色の大きなバラがありました。みつをすってみるととても甘くて、二ひきはむちゅうになって「ゴクゴク」のみほしました。運よくとなりにも同じ花がありました。それもぜんぶのんで「ローズ」と、「フラワー」はおなかいっぱいで家に帰りました。そして、しあわせそうに、ねむりました。

未来のイノベーション賞
りゅうとばら 小田 千咲葵 愛知県 7歳

びゅーん、びゅーん、
と2ひきのりゅうがたのしそうにぶどうばたけをとんでいました。
おだやかなそらがつづいています。
1ぴきりゅうがいなくなってしまいました。
もう1ぴきのりゅうはかなしむばかりです。はっとしたときそこには1りんのむらさきのばらがありました。そのばらはやさしいかおりがしました。りゅうはなきやみました。そしてばらにむかってそっと「ありがとう」といいました。

人生を豊かに彩る賞
可憐な瞳 月田 琉香 福井県 11歳

携帯に通知の音が鳴った。ベンチで本を読んでいた僕は本を閉じ、周りを見わたした。
いつの間にか雨が降っていたらしい。鞄から折りたたみ傘を取り出すと、ベンチから立ち上がり数歩だけ歩いてみた。水てきがついた花びらが風でかすかに揺れている。「まだかな」と思いつつ、意味もなくフラフラする。
「おまたせ~!」
弾んだ明るい声が聞こえ、ふりむくと、彼女が笑っていた。
「おはよう、ミワ」
「おはよう!」
ふわりと甘い香りがした。

香りと言葉賞
花が泣いている 池田 玲菜 アメリカ カリフォルニア州 10歳

 青空にわたあめのような雲が所々うかんでいる。秋が始まったばかりの日。おかしとは少しちがうあまいにおいがした。ふりむくと、雪のように白いバラがさいていた。まるで「ああ、今日はすがすがしい空気をすって、いい気持ちだわ。」と言っているようだった。
 その時、お母さんが来て、「まあ、きれい。一本ぐらい切ってもいいって、アパートの所有者が言っていたから、ウチにかざりましょう。」と言って、一本切ってしまった。私は少しあっけにとられて、ウチに入った。
 リビングにある花びんに入れられたバラ。たしかに美しかったが、花は泣いているように見えた。「外で陽をいっぱい浴びて、こん虫とお友達になっていた方がずっとよかった...。」と言っているようだった。そうだ。この美しさは一週間後にはおとろえ、花はすてられる。しかし外では、もっと生きのびられる。美しさをたもち、通りががりの人々にあまい香りを届けて...。
 私の予想通り、五日後にバラはかれてしまった。外の土に放り出された。
 リビングから消えてしまった、あのバラの香りはいつまでも忘れない。

審査員特別賞
バラの中には... 廣 佳乃子 東京都 9歳

ある野原にバラの花が数本かがやいて咲いていました。
ある時ノラねこがバラの花の中をのぞいてみると……

そこでは、妖精たちが小さな草の葉を机がわりに、草の中に土を入れて長いぼうのようにした物をえんぴつがわりにして、何かをべんきょうしていました。ノラねこは、もっとよく見ようと、バラの中をさらにのぞいてみました。すると......

妖精たちは、小さなまほうのつえを持ち、まほうの練習をしたり、バラのとげを足のひっかける所にし、バラのくきをのぼったりしていました。
ノラねこは、おもわず「ニャー」と言ってしまいました。すると妖精たちは、「あっ ねこ!」「ねこだ!はじめてみた!ヤッター」などと言ってよろこびました。
ノラねこと妖精は仲良くなり、妖精たちはノラねこの上にのって野原をぼうけんしました。

オリジナル賞
全国から集った個性あふれる物語作品 (一部紹介)

ワークショップにご参加いただいた
お子さま・保護者さまからの反響

オンラインワークショップの様子

オンラインワークショップの様子

アンケート結果

満足度 9.1点
(10点満点中)

ワークショップ終了後、保護者さまにご協力いただいたアンケートでは
高い満足度の評価と、嬉しいコメントをいただきました。

お花や香りについて、文章を書く作業、絵を描く作業、想像するという事で、本当にいろいろな感性を育てる良いワークショップでした!文章を書くのは少し悩むかなぁと思ったのですが、息子がスラスラと書き上げたのでビックリしました!文章の中に、オノマトペを使ったり、「太陽がお花だったらな」と表現したりと、素敵な物語が出来ました。これからロスフラワーについても、さらに理解を深め、お花や香りのある生活を楽しんでいけたらと思います。

まだ小学校1年生なので、画面前できちんとワークショップを受けられるか心配していましたが、内容がとても楽しかったらしく、一生懸命、楽しみながら最後まで参加していました。書くことに抵抗があった娘たちが、自主的に、目をキラキラさせながら書いている姿に感動しました。また、ロスフラワーという言葉自体を知らなかった我が家なのですが、このワークショップをきっかけに、お花の大切さを親子でよく話すようになりました。

花を触ったり匂いをかぎながら、五感をふんだんに使って絵を描くなんて、なかなかない経験です。ちゃんとした文章を書かなきゃという制限やストレスも無く、花の香りに癒されながら自分のイメージの世界観に純粋に浸れる貴重な有難い時間を過ごせました。またやりたい!という言葉が直ぐに出てきました。こうやりなさいと言われる事もなく、褒めて頂きながら難しい事を考えず、自由に書けたから楽しかったーーー!、今度から作文を書く時にこのやり方を取り入れたら、すごく文章がよくなると思う!と大絶賛でした。

総評

主催『SCENTMATIC株式会社』代表 栗栖 より

すばらしい作品が
たくさん集まりました

主催『SCENTMATIC株式会社』代表 栗栖 の写真

香りを言葉にすることは、大人でもとても難しいことなのですが、応募いただいた作品はどれも、感性や想像力にあふれた魅力的な作品で、審査員をはじめ、本アワードに携わった大人全員が驚かされていました。約250年前に生きたフランスの哲学者ジャン・ジャック・ルソーは「嗅覚(鼻の感覚)は想像力の感覚である」と言っています。本アワードでは、この言葉どおりの結果になったといえるでしょう。普段、私たちはデジタルデバイスに囲まれて生活しているため、視覚(眼の感覚)や聴覚(耳の感覚)を重視し、嗅覚(鼻の感覚)はあまり重要ではない感覚と思われがちですが、世界をとらえ、自身の想像力を働かせて本質を深く感じるうえで、重要な働きをしています。

先日、令和2年 東京大学秋季入学式にて、東京大学総長の五神氏も嗅覚の重要性をあげており、「デジタル化がどんなに進んでも、『嗅ぎ分け』や『ふれあい』がなくなると人間らしさが失われてしまいます。サイバー空間では感じられない、デジタルでは測れない感覚を研ぎ澄ますことを大切にしてほしいと思います」と述べていらっしゃいます。皆さんにも、嗅覚をはじめ様々な五感を通して、デジタルでは測れない感覚を研ぎ澄まし、これからのミライで活躍する大人になっていっていただきたいと願います。

コラボレーター『株式会社RIN』代表 河島氏 より

ロスフラワーを多くの子供たちに
楽しんでもらえました

コラボレーター『株式会社RIN』代表 河島氏 の写真

今回、この様な子供たちの感性教育に「ロスフラワー」を使用していただけたこと心から嬉しく思います。植物から受ける感性は年齢によって違うこと、それをストーリーにする事でより魅力的に相手に伝わるんだなと、私自身も学ばせてもらいました!今回に限らず、これからも花に触れる事で、癒しの効果を感じてもらいつつ、ぜひ普段のお家でも楽しんでもらえたら嬉しいです。そうすることにより、世の中からロスフラワーが少なくなり、お花のあるハッピーな世界につながると信じています。

今後の展開について

KAORIUM クリエイティブアワード
第2回 開催決定

KAORIUM CREATIVE AWARD by SCENTMATIC 第2回 地域特産 “ゆず”の香りから生まれる物語

日本各地 ゆず産地の地方自治体とのコラボレーション企画。地域の小学生を対象に、地域特産“ゆず”の香りから物語をつくるワークショップを実施し、そこで生まれた作品を募集します。香りを楽しむ感性を育む新しい体験を通じて、地元への愛着を育みながら、生産者と子供に新しい繋がりを生み出します。

今後のKAORIUM クリエイティブアワード
ご協賛について

協賛コラボレーションをご検討の企業・団体さまへ

KAORIUM クリエイティブアワードは、お花や果物、フレグランスなど、香りある様々な製品・サービスに関わる企業・団体さまとのコラボレーションによる協賛型イベントです。香りから物語をつくる体験は、人々に香りあるモノをより豊かに味わい、楽しみ方を提案し、暮らしの中で香りをより豊かに感じる感性を広げ、企業・団体さまのアセットをより広く・魅力的に表現いただける機会を創出いたします。本アワードへの協賛やコラボレーションについてのお問い合わせは CONTACT までご相談ください。